平成26年予算特別委員会 文化商工・教育費( 3月 6日)

南長崎スポーツセンターオープン1年

○木下広委員  続きまして、スポーツセンター、スポーツの利用料のことで、いろいろな委員からも御意見がありました。私も南長崎スポーツセンター、ちょうど1年ぐらいになるんですかね。スタートして、利用者の皆さん方から声をいろいろ聞いておりまして、南長崎スポーツセンターは新宿と中野と練馬と、ほかの区の区境に建っているので、利用者についても、結構他区の皆さん方の割合が高いと思うんですけど、ちょうど1年、その辺の利用者の在住者とかというのが、そういうデータがあるかどうか、あったら教えていただければと思うんですけども。

○岡田学習・スポーツ課長  利用者数でございますけど、1月末で延べ23万人ほどの利用者がいらっしゃるということでございます。委員御指摘のとおり、豊島区と新宿と、練馬とか中野といった区境のところにございまして、特に住所とかを求めて御利用される方もそれほどいらっしゃらないので、指定管理者が行っているスクール、教室のほうで、どれくらいの住所の分布があるかということを調べたところ、約6割の方が区外の方という状況でございます。一般にフリーで入ってこられる方とか、それからあるいは、貸し切りとかで利用される方もいらっしゃいますので、多少の誤差があるかと思いますが、プールとかスタジオで行っている教室、スクールで見ますと、約6割の方が区外の方と。逆に言いますと4割程度の方が豊島区にお住まいの方という状況でございます。

○木下広委員  まだスタートして1年ということですけども、23万人ですか、そういった意味では、もう本当につくってよかったなという、そういう印象を持ちますけども、利用者の方から、区民に対するほかの利用者さんとの差を何らかの形でつけてもらいたいという声は最初からもありましたし、今もあります。例えば水泳も自主事業でやっていて、100人ぐらい待っているんですよね。たしか子どもの水泳も。本当に人気の高いところになったところはうれしいんですけども、ぜひ豊島区民の優先利用、何とか考えていただいて、3遍目の答弁になるかもわかりませんけど、御答弁いただければと思います。

○岡田学習・スポーツ課長  豊島区のほうで整備をして、豊島区のスポーツ振興、健康づくりも含めて整備をした施設でございまして、そういったお声は重々から私どものほうにも届いてございます。幾つか考え方がございまして、今取り組もうとしているのが、指定会社のほうで行っている事業のほうも100人のキャンセル待ちがあるということで、区民を優先した形で何か企画ができないかということ、長い時間かけて協議しております。今定着してスクールに通っていらっしゃる方もいらっしゃいますので、そういった整理もきちんとした上で、26年度中に何らかの対策をしたいと思ってございます。4月に指定管理者の1つの教室で岩崎恭子さん、その方の教室を4月の半ばに行う予定でございまして、ただその申し込みについては、在住、在勤の方をまず優先的にやってみて、試行的にやってみようという試みがございますので、それを1つのスタートとして、今後幾つかの事業展開していければというふうに考えております。

○木下広委員  特によろしくお願いします。長崎中学校という学校をスポーツセンターに変えたものですから、もう長中のOBって、南長崎の人って、結構地域愛が強烈な方が多いんですね。長崎はそうでもないんですけど、南長崎の人って結構そういう、河原議員いらっしゃらないか。部長が長中の出身者だということは漏れ聞こえておりますけど。やっぱり多くの人でにぎわってやるのは本当にうれしいんですけども、実際問題、高齢者の方とか子どもたちが使う場合には、やっぱり豊島区の優先度を高めていただいて、みんなが本当にできてよかったと言われるような施設に今後ともしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

○高野区長  南長崎に住んでいるわけではございませんけど、今の御指摘等々含めて、大変料金の設定等々が、今まで、費用対効果とかそういうことを考えたら、とてもとても計算できないんですけど、それらを含めて午前中の質疑もございましたけど、この使用料等々については、やはり区民枠とか、あらゆる面検討していく。ただ、スポーツ施設全体にもかかわることもございますので、それらの検討も含めて、また4月には消費税が上がるという形で、どう取り組んでいくかというような課題もありますので、この機会に、今まで御指摘いただいたようなことを十分踏まえて、本当に区民の施設として有効的な利用ができているというような形を示していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。