平成26年予算特別委員会  議会総務費 2月28日-2014

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総合防災システム-地域情報収集伝達

○木下広委員  どうもお疲れさまでございます。自由質疑になると、副委員長がストップウオッチでこうやっているのは初めて見ました。本当にそれ、使っているんでしょう。

○西山陽介副委員長  使っています。

○木下広委員  適切な運営をしていただいております正副委員長、お疲れさまでございます。

 私のほうからは、先ほどもちょっと、この1月29日と30日と神戸へ行ってきまして、森委員のほうからも視察の話がありましたけれども、その中の、向こうの神戸市役所の新しくできた、防災システムのやっているところ、新しい、危機管理センターか、あそこで勉強してまいりまして、本区が間もなく新庁舎で、総合防災システムだとか、そういったところも検討されているところ、ちょっとよくわからないところもあるもんですから、その辺を確認させていただきながら、本区のICT化などについても御質問させていただいいただければと思います。

 1つは、あそこで防災、向こうの防災総合システムの中で、職員の参集のシステムがありまして、それがうちの区でも、去年の11月、訓練したときに、職員の参集データがエクセルでばあっと表示されていたと思うんですけれども、ああいうようなシステムというのは大体同じなんですか。要するに、うちが書いている総合防災システムというのは、いろいろな、カメラだとかそういうのが合わさって総合防災システムになっていると思うんですけれども、例えば、職員の参集システムなんていうのは、神戸で立ち上げたやつとうちのやつというのは一緒になるんですかね。その辺、ちょっと教えていただけますか。

○上野防災情報担当課長  神戸市、視察に行きまして、神戸市も相当経費等をかけまして、かなり機能のすぐれたシステムを導入しているということで、視察に行ってまいったわけでございます。豊島区で今現在検討しております総合防災システム、この中でも職員安否・参集管理の機能とこういうことで持たせる予定でございます。

 細かいところで全く同じかどうかというのは、ちょっと今、申し上げにくいところもございますが、機能としては本区のシステムにおいてもそれを持たせるということで考えてございます。

 具体的には、職員参集確認のメールで、もう既に皆さん携帯を持っておりますので、メールを介してそのやりとりをすると、そんなようなシステムでございます。

○木下広委員  それで、もう1つは、総合防災システムの中で救援センターと総合防災システムをつなぐというか、データ、要するに、救援センターの周辺で何が起こっているかというのをシステムの中で災対センターとやりとりするという機能もあると思うんですけれども、それについては、今、大体、救援センターというのは、小・中学校がほとんど救援センターになりますので、小・中学校で使っている回線というか、LANというかそれを使って情報のやりとりをするというような、そういうイメージでよろしいんですか。ちょっとその辺、教えていただければと思います。

○高橋情報管理課長  今の委員の御指摘のとおりでございまして、今、もう既に各小・中学校には庁内LANがいっております。庁内LANの回線を使いまして、発災時にもこちらの災害本部と各学校のそういった対策要員とが連絡がとれるような、そういう仕組みをつくってまいりたいと思っております。

○木下広委員  それで、またちょっと、今、学校が大体つながっているというのはわかりましたと。この前、勉強というか、情報提供いただいたときに、ユニファイドシステムという、職員の皆さん方が何やっているかとか、そういうのを導入しながら、職員の管理だとか、あと、それぞれの相互で電話も無料でできるというような、そういうシステムを導入されるということを伺っているんですが、その辺と一緒に職員の管理等、いろいろそういった、災害時には救援センターとのデータのやりとりとかというのは、基本的にはこのユニファイドコミュニケーションというか、それを使ってやるのかどうかというのを教えていただけます。

○高橋情報管理課長  今、委員おっしゃいましたユニファイドコミュニケーション、IP電話の拡張したシステムでございます。新庁舎においてはIP電話を導入していきたいと思っておりまして、ユニファイドコミュニケーションという機能を使って、特に一番大きなものはテレビ会議ですね。今回のシステムのメニューの中にもテレビ会議システムというのが入っております。その中でも特に庁内LANがつながっている施設とのテレビ会議については、そちらを使っていこうということで、新たなシステムを入れずに、極力お金をかけずに、新庁舎でつくろうとしている経費の中で、テレビ会議システムを一部保管していきたいと思っております。

○木下広委員  ということは、だけど、テレビ会議は、こうやって座りながら、こうやってやりとりして話ができる、やるんだけれども、例えば長崎小学校の近くで大きな火災がばあっとやっていますみたいなような、映像をそれにアップロードするというのは、基本的にはそういうシステムがあるんだけれども、そういう外に出ていってデータをとったやつをそのシステムに載っけるというやり方は、それはもう携帯電話だとかそういったものでやるというような考え方なんですかね。

○上野防災情報担当課長  特に救援センター等を中心として、その地域の状況を把握するという仕組みといたしましては、1つには、各救援センターに防災カメラを設置したいということを1つ考えてございます。このカメラは可動式でございますので、例えば365度くるっと回るような、そんなような、それからズームですね。そういった、360度ですね。失礼しました。365日と。大変失礼しました。360度でございます。というような、そういったことで確認するのが1点でございます。

 それから、もう1つは、委員が今、御指摘のとおり、タブレット、もしくは携帯等で職員が、例えば被災地の状況にいた場合に、そういったものを介して映像情報を災害対策本部に送信すると。そういった機能も考えているということでございます。

○木下広委員  大体わかりました。そういうことで救援センターとの情報のやりとりを考えているということ、よく理解をさせていただきました。

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