
一関市内から気仙沼市向けて出発しました。シティーホテルで秋田県由利市議会の方としばし懇談。
一関市から気仙沼を結ぶ284号線、約50Kの道のりです。京都府警や滋賀県警のパトカーが数十台、一関IC方面に走り去りました。多分、任務を終えて帰られる方々だと思われます。自衛隊の車両も多く走行しています。
JR気仙沼駅を過ぎ、市役所までの道はいきなり渋滞します。市役所あたりから魚の腐敗臭が……海岸沿いの漁業関連の建物の撤去作業のダンプがひきりなしに行き交います。魚の水揚げするところが新しい道が整備され態勢が整ったようです。先日ニュースでかつおの水揚げに間に合ったという報道を見ましたが多分・・。それ以外の気仙沼市内海岸線は、壊滅的な状況です。
大島に渡る船『ひまわり』の菅原船長にご挨拶して、11時発の大島行き船に乗船し、大島に渡りました。
菅原船長が避難している元タレント気仙沼ちゃんの民宿、くりこの社長が、浮き桟橋ごと大型フェリー2隻が陸上に打ち上げられた現場を説明して下さいました。3.11の大地震直後に菅原船長は20Mの津波に向かい沖に避難して船共々助かりましたが、大型フェリーは菅原さんより早く港に戻っていたにも関わらず、沖に避難する機転が利かず、ドッグごと陸上に打ち上げられました。大島の船は90%流され、菅原さんの船だけが、津波後の気仙沼市内と大島の住民の命綱となり、12人乗りの船に特例で40人乗船可能とし、無料で何百回と往復しました。現在大型フェリーは宇和島から提供されたものが運航していて、陸上に打ち上げられた2隻のフェリーを海に戻すには、約2億円かかるとの事でした。くりこの社長さんは『菅原船長は命懸けでひまわりを守った結果、島民の命を守った、大事なことは、金をかけるより、本気で復興を考える、知恵と勇気だ』と語られました。
13時半大島発の「ひまわり」で気仙沼市内にもどりました。JR南気仙沼駅の看板だけがかろうじて残っている様子や、河口で、川底のヘドロまみれの瓦礫を撤去している現場の川上に、民家の屋根と10トントラックが川にそのまま沈んでいる光景を見ました。津波の恐ろしさに、背筋が凍りつくようです。
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