平成26年予算特別委員会 文化商工・教育費( 3月 6日)
開館時間延長と雑誌サポーター制度
○木下広委員 大きく滑り出したところですので、しっかりと状況を見ながら、御判断をいただければと思います。休みをシフトするということで、今までずっと今までのやり方で利用者の方々、部長の答弁で、図書館利用される方はほとんど固定客と言うとおかしいんですけども、そういう方々が多いというようなお話もありました。今まで利用された方への周知をしっかりやっていかないと、逆に、予定していたときに閉まっていたというと、印象的に悪くなるところがあるので、その辺の周知についてはどういうふうにお考えになっているんでしょうか。
○高桑図書館課長 委員御指摘のとおり、今までずっと月曜日、休みでしたので、これが火曜日休みということになると、利用者の方が混乱する可能性があるということで、この周知につきましては、こちらの議会のほうで予算のほうお認めいただきましたら、早急にホームページ、あるいは広報としま、それから図書館内で十分に周知をしていきたいなと思っております。
○木下広委員 よろしくお願いしたいと思います。10月スタートですから、まだ半年ぐらいありますので、その辺、遺漏なくやっていただければと思います。
図書館のそういう図書に関して、雑誌スポンサー制度というのがほかの自治体で結構活用されているところがあります。企業だとか、また専門学校から、図書の購入費を寄附いただいたり、それぞれ買っていただいて、その雑誌の表裏の表紙のところ、カバーに、その学校名を書くだとか企業名を書くだとかいって、企業の宣伝、また学校の宣伝に使うというような、そういうようなことがあると思うんですけど、本区ではホームページのバナーの広告は結構古くからやっていると思うんですけども、この辺のスポンサー制度だとかそういったものについてはどうお考えになっているのか、お聞かせいただければと思います。
○高桑図書館課長 現在、雑誌のスポンサー制度を実施しているのが、23区では台東区が実施しておりまして、年間60万円ほどの歳入があるというふうに聞いております。また来年度は、23区でも、2、3の区がやり始めるという、そういう情報もございます。やり方によっては、それなりの歳入が入るのかなということで、その辺も今、バナー広告もやっておりますけれども、少しでも歳入をふやすということで、研究の余地はあるのかなと考えております。
○木下広委員 この取り組みで、私は、一番価値というか評価しているのは、企業だとか学校が、その区に対していろいろ協力させてくださいという、そのことだと思います。もちろん自分の会社を宣伝したり学校の名前を宣伝するということももちろんあるんですけども、それ以上に、本当に区の子どもたちのために、またその図書館を利用される方のために、民間のそういう御協力というか力を集めるという意味では、すごく価値があると思います。図書館の職員だけでやると、広告とりに行かないといけないみたいな、そんな仕事、時間もないと思いますので、本庁舎の契約課だとか、いろいろ外部の皆さん方と接するところに宣伝していただいて、例えば大学だとが専門学校だとか高校なんかは、教育委員会のほうになるんですかね。いろいろなところに声をかけていただいて、とにかく行政への支援に参加していただくという、そういうような何かのきっかけにしていただくような形で、このスポンサー制度についても御検討をしていただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。23区でまだ少ないということは、そんな財政効果というのは少ないんですよね。何千万も入る話ではなくて、それよりは、本当にそういう民間の皆さん方が、ちょっとしたことで、民間ではなくて個人でも、ほかの自治体ではこういった形で御協力いただいているところもありますので、区民との協働というところでは、こういうところも利用してやっていただきたい。お願いしたいと思います。