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平成20年 決算特別委員会・議会、総務費

2008年10月 6日

豊島区の行政情報化を更に進めよ!

木下広委員
行政全般の情報化の計画、18年に情報化実施計画というのをつくられまして、19年、20年、21年、22年までの目標で本区も取り組んでいるということですけれども、18年に策定をされたという背景は、それ以前にもいろいろな計画があったと思うんです。私、平成7年当選なんですけれども、毎回があっと、当時は何とか計画だとかっていろいろやっていて、はっきり言ってなかなか具体的に進まなかったというのがありました。この情報化実施計画というのは、結構、22年まで具体的な計画があると思うんですけれども、ちょっとその辺の、この計画を策定した背景をちょっとお願いできますか。

兒玉情報管理課長
豊島区の行政情報化、多少他区に比べて遅れておりまして、そのためにこれから具体的にその行政情報化を進めていくために平成18年度に行政情報化実施計画というものを策定いたしまして、予算的にも確保いたしまして今後着実に22年度までに行政情報化を進めていくという目的で策定したものでございます。

木下広委員
そういう意味では、もう本格的になったということもあるんですが、もう1つは、新庁舎の方もある程度具体的になってきたと思うんですけれども、その辺の新庁舎の方の流れと、この情報化の計画の流れについては、どのように認識をされて進められようとしているのか、ちょっと確認のために。

兒玉情報管理課長
行政情報化実施計画におきまして、22年度まででございますが、この計画、新庁舎に合わせまして平成25年度までシステムの再構築を別途計画してございまして、今、ホストコンピュータで動いておるシステムを刷新いたしまして、より高性能で効率的なシステムに入替えるという計画を立ててございます。新庁舎ができたときには、すべてのシステムが新しいものに替わりまして、今、自前で持っているホストコンピュータを廃棄いたしまして、すべてのシステムはデータセンターに置きまして、さらにコストも削減しまして効率的に運営をしていきたいと、そういう計画がございます。

木下広委員
とにかく計画どおりにしっかりやっていただいて、特に決算・予算のときに私の方からは何遍も財務会計システムでありますとか、その辺がとにかく、再三いろいろな今までの委員のお話もありましたけれども、やはり職員の削減と言いますか、それにもやはり本当に有効に寄与する、そういう話だと思うんです。
国のいろいろな取組みについても、やはり本当に縦割りで同じような国のシステムが全くちょっとリンクできないようなところなんかが、結構専門家の間では問題になったりもしてますので、もうそういう意味では新庁舎、もう具体的になってきてますので、その辺、パッケージ化と言いますか、そういった流れも、もう本当に直前まで来ていますので、具体的にしっかり取り組んでいただいて、区民の皆さんから信頼できるような、そういった体制づくりをぜひともお願いしたいと思います。

横田政策経営部長
我が区の情報化の問題ですけれども、先程情報管理課長が申し上げましたとおり、22区、他区に比べて遅れていると。これ、現実でございます。なぜこういうことになったかと言いますと、もうご案内のとおりの財政状況で、計画はその都度、その時期にいろいろと立てながら開発、着手はして、計画も立てたんですけれども、お金の関係でなかなか進まなかった。ようやくここへ来てそういったことにもきちんと着手ができるようになったと。まず内部の経費の削減を最初にやりましたので、どうしても内部経費の情報化経費、この辺が後々になってしまったと。ようやくそういう状況から脱しつつありますので、今、ご指摘のとおりでございますので、22年度までの計画、それから新庁舎ができたときのシステム化の状況、これはしっかりとやっていきたいと。区長からも常日頃からハッパかけられておりまして、ぜひこれは、内部の事務としては最優先課題の1つとして、しっかりと対応していきたいと思っております。