平成26年予算特別委員会 福祉・衛生費( 3月 3日)

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臨時給付金、子育て給付金の体制

○木下広委員  私のほうからは、区民厚生でも報告あったと思うんですけれど、臨時給付金の体制について、子どもと高齢者、低所得者、1つのセクションでは厳しいということだと思いますので、その辺で確認だけさせていただきたいと思います。

 まず、本来であれば、当初予算の中で盛り込まれるはずであったと思うんですけれども、何でわざわざ補正予算にせざるを得なかったのか、ちょっとその辺を最初にお答えいただけますか。

○渡辺財政課長  委員御指摘のとおり、本来でしたら当初予算に盛り込むべきということも考えたんでございますが、国のほうから詳細な通知が参りましたのが12月中旬。それに基づいて対象者の抽出をいたしましたのが、電算システム等々つくりまして、対象者の抽出が終わったのが1月の下旬近くということで、当初予算には間に合わなかったというところでございます。

○木下広委員  消費税のアップに伴いまして、所得の少ない方、逆進性の問題とか、その辺の対策のための給付金でございますので、やはり本当に生活に窮している方、所得の低い方に対しての施策ですので、逆にどこまで細かく、そういう方々のところまで手を打つかということが本当に大事になってくると思います。

 2、3年前に定額給付金というのがあって、あのときはある程度対象が多かったので、ばさっとできましたけれども、それとの違いと、今回の取り組みについての各いろいろな部署が分かれていると思うんですけれども、その辺の対策のことについて答弁いただければと思います。

○常松福祉総務課長  御指摘のとおり、定額給付金につきましては基本的には全員対象ということでございましたので、大体お送りすることができました。しかし、今回につきましては、非課税者、あるいはその中でも未申告の方ですとか、さまざまございます。そういった方々を抽出していく必要がございます。

 また、子育てのほうの給付金等ともパラレルになっているところですので、そのあたり、低所得者だけではなくて、中所得者の中で子育てをしている世帯というのが対象になっていきますので、その辺の絞り込みを今一生懸命やっているところでございます。

○活田子育て支援課長  子育ての給付金については、子育て支援課で所管しておりますので、漏れがないように通知をしていきたいと考えております。

○木下広委員  いずれにしても、課税の決定が6月までいかないと正確なものが出ないということも承知しておりますけれども、また時期が近づいてくるとマスコミでもばっと発表になると不安になる方がいらっしゃると思うので、お考えだと思うんですけれども、コールセンターだとか、そういうしっかりした体制をとっていただいて、漏れのないようにやっていただきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。

○常松福祉総務課長  もちろん広報としまなどの媒体を使いますほか、今御指摘のありましたコールセンター、そして対象とおぼしき方につきましては、ダイレクトメールなどで細かく対応していきたいと考えております。