平成26年予算委員会 1~9の補足 3月 7日-2014
区HPリニューアル・スマートホン対応
○木下広委員 私のほうからは、各部の部局の編成方針の中にもあります新庁舎に向けた広報媒体について、ちょっと確認も含めて質疑をさせていただきたいと思います。
私は平成7年初当選ということで、委員長の里中先生だとか、一緒なんですけれども、やはり20年前と比べますと、やはり区民のいろいろな情報を収集するツールとしてのインターネットの環境が、本当にドラマチックに変わっていまして、総務省かどこかの調査によると、大体9割の家庭で、そういうインターネットを見られる環境があると。あと、携帯電話についてもそれぐらい、もうほとんど見ようと思えば携帯電話からインターネット等の情報を取得できるような、そういうような時代になってきておりますので、やはり行政としても、本当にお伝えしたいものについては、いろいろなツール使って区民の皆様方にお伝えをするという意味でも、携帯サイトだとか行政のホームページというのは、本当に基本中の基本ではないかなと思います。
それで、新庁舎の開庁に向けまして、部局方針の中にもその広報媒体のリニューアルというか、ホームページのリニューアルも含めて、広報媒体の取り組みをしっかりやっていくということが書いてあるんですけれども、このホームページのリニューアルについて、大体の概要を教えていただければと思います。
○矢作広報課長 今現在、ホームページでございますけれども、平成20年に今のシステムを導入した当時、6,000ページぐらいだったページが、今、1万ページを超えています。その間、組織等も変わっておりまして、非常に情報が探しづらいというのがまず第1として課題があります。
それと、デザインがその当時、ユニバーサルデザインということで幅が横にスクロールしなくていい画面のサイズなんですけれど、今、ホームページは大体ワイドなディスプレーに合わせてなっているという点で、いわゆる古臭い、やぼったいというような評価をいただいております。
そうしたことも踏まえまして、いろいろ今年度、コンサルも入りまして分析した結果、やはり豊島区として、いかに豊島区の魅力をアピールしていくかということと、情報の探しやすさを兼ね備えたようなホームページのリニューアルというのを今目指しているところです。
○木下広委員 やはり多くの方からも、うちのホームページが小さいというところ、画面が細いところから探さないといけないというところから、いろいろな苦情もいただいております。
あと、非常時の際、首都直下型地震だとかが想定される中で、さまざまな情報、手段なんかも議論もさせていただきましたけれども、災害のとき、非常時の際に何かこのホームページの関係で追加されるだとか、リニューアルされるだとか、そういうようなお考えがあるかどうか、その1点、確認させてください。
○矢作広報課長 今現在も災害の伝達制御システムが緊急時に一斉にいろいろな媒体で伝える情報については、特別にそれが表示できるような仕組みはできています。ただ、そこのところだけですので、今現在、総合防災システム等の検討の中で、防災ホームページについても、当初は別個につくるかという話もございましたけれども、区の公式ホームページがリニューアルする中で、サブサイトみたいな形で充実したものにつくっていくということ。あとは、緊急時にさまざま、通信手段が切れてしまえば、なかなかごらんいただけないわけですけれど、その部分で、その代替策というふうなことをどうやってシステム上、考えていくかということは今検討しているところです。
○木下広委員 あと、携帯で見られるかどうかというところの取り組みについては、ちょっと確認させていただける。
○矢作広報課長 携帯ももちろん対応していきます。それで今、ちょっと残念なのが、スマートフォンに対応していない部分につきましても、今度のホームページは自動的にスマートフォンの画面もできるように、また、まだ携帯もお使いの方もいらっしゃいますので、携帯ページについてもフォローしていく予定です。
○木下広委員 ありがとうございます。大体いつごろぐらいから本当にそのようなホームページが見られるようになるんですか。スケジュール的なところをちょっと確認させてください。
○矢作広報課長 来年度、これから事業者を調達するという段階ですので、詳しい、はっきりしたスケジュールではないんですが、新庁舎ができるということであれば、当然その前に新庁舎の御案内も含めてアピールしていかなければいけないと思いますので、2月を目標に今作業を進めているところです。
○木下広委員 そういう意味では、あの新庁舎ができてくるにつれまして、そういうようなサービスもしっかりとやっていただきたいと強く思うところでございます。