平成26年予算委員会  議会総務費 2月28日2014

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自治基本条例から10年経過-議会の在り方を明示

○木下広委員  事務局とすると、本当にそういう御発言になろうとは想像はしていましたけれども、要は、僕たちが言いたいのは、しかるべき幹事長会なんかで、うちの会派の意見は島村幹事長のほうから述べますけれども、例えば議会報告会なんかも、各会派やると決まったわけですよ。だから、そういった決めたことについては、ちゃんとそれを実行するというのをね。これは理事者の皆さんに向かって言う話じゃなくて、後ろに向かって言う話なんですけれども、ぜひそれはやってもらいたい。要するに、この3年間にわたって検討会の会長は、ずっと本橋議員なんだ。本橋議員がずっと会長をやられていて、副委員長が僕で、あとずっと中島委員がやられていて、それで、ある程度検討会で報告されたことについては、もうすべて幹事長会の中で審議をされて、幹事長会の中ですべて議決するというのが今回のこの検討会のシステムですので、幹事長会の中でしっかりと、要するに、やると決めたことについてはどんどんやっていくというところは、これ、うちから副議長も出ていますので、正副議長のもとでしっかりやっていただく話だと思うんですけれども、それをやりながら、同時に、やはり27回検討会を重ねてきて、また幹事長会で議論されていく中で、新たな議会としての課題なんかも出てくるのは当たり前の話でございますので、そういう意味では、今までの検討会の中で出てきた内容に加えまして、新たな課題についてもどんどんアグレッシブにできるような、そういうような議会改革の姿を通して、やはり最終的には、来年の春の選挙を迎えるまでには、何らかの形をまとめた上で選挙を迎えるのが私ども今期の議員の使命ではないかというのが私どもの考えでございます。

 特に前回の選挙では残念ながら、選挙戦の中で不幸な事件があって、これはマスコミにも出ちゃったということもありますので、区民の皆さん方は、そういうような事件があって、次の選挙はどうするんだというような形で見るということもありますので、要するに、議会の先進自治体でやっている議会基本条例の中に、必ずその倫理条項を入れるだとか、そういうこともこれから幹事長会等で島村幹事長のほうから推進をしてまいりたいと思いますし、また、一方では、5月には常任委員会と議会運営委員の任期が切れますので、臨時会が開かれると思うんですけれども、もう本当に最後の1年の議会を取り仕切られる議長、副議長、だから、今の議長がやめるかどうかというのはわからないので、そういう発言は控えたいと思いますけれども、最低限、うちの高橋副議長はやめると言っていますので、議会三役の皆さん方については、本当に議会改革に積極的に取り組むという、そういう姿を見せて最後の1年を迎えていくように、私どもも発言をしていきたいと思います。

 ほかの自治体では、議長選挙、副議長選挙のときにマニフェストを全員協議会だとか本会議場で発表して、その上で投票をやるというような自治体なんかも、私ども、視察をしてまいりましたし、そういう意味では、最低限、次の副議長選挙のときには公明党からぜひ出したいと思っていますので、副議長をですね。その新しい副議長候補のマニフェストを各会派に配りたいと、そういうところまで考えておりますので。本当は全員協議会か本会議場でそういう立候補の発言ができればいいとは思うんですけれど、これは本当に議会の運営の話なので、勝手なことを言っていると、また怒られるんですけれども、だけれども、議会改革を決めるというのは、この1年しかチャンスはないという、そういう緊張感で取り組んで私どももいきたいと思いますので、皆さん方も、理事者の皆さん方もぜひごらんになっていただきたいと思います。

 私どもは、こうやって発言していますけれど、結局ふたをあけたらどうなのかと。それはだれの責任なのかとかというところまでは突っ込まなくて結構でございますので、いずれにしても、議会としてもそういう姿を見せていく。そういうような予算委員会にしていかないといけないという立場で臨ませていただきたいと思います。

 やはり一番大きなのは、普通の区民の皆さん方が、議員は何をやっているかわからないという声がやはりほとんどなんですね。表面的にはそういうことは言いませんけれども、ちょっとお酒を飲んで何かをやっていると、議員ってさ、ふだん何やっているのという声がやはり余りにも多い。そういう意味では、やはり議会から区民の皆さん方の中に入っていって、いわゆる議会報告会なんかも積極的にやりながら、本当に区民の皆さん方と一緒に新しい議会をつくっていくというスタンスで取り組んでいく必要があるんじゃないかなと。そういうふうに述べまして、これは勝手に言っていることでございますので、聞き流していただけばと思います。

 あとは何かあったっけな。倫理条項も言ったよね。そういうことで、しっかりと私どもとしてもやっていきたいと思います。

 先ほど区の基本計画の話がありまして、また新たな基本計画のスタートになるところなんですけれども、議会のそういういろいろな条項を、自治基本条例の中に豊島区議会のそういうのがあるんですけれども、もう本当にあれは理念的なところだけしかないわけで、自治基本条例ができてから10年ちょうど過ぎまして、やはり時代に合ったといいますか、議会としても、もっともっと具体的に区民の中に入った議会というものもしっかりと宣言をする必要があるんじゃないかなと、そういうふうに思います。議会改革については以上ですね。大体よろしいでしょうか。