平成28年決特委員会 環境都市整備土木 木下(10月 3日)

②地域外居住地権者へのお知らせ

○木下広委員  野島課長ね、そういう数字は数字として、けど、まちに住んでいる人からすると、もう本当にある程度道路に面している方々の地権者の皆さん方、住んでいる方は結構この道路整備の事業だとか、またいろいろな特典だとかというのはわかっているんですけど、住んでいない地主の方が結構いらっしゃって、その方々から時々やっぱり苦情というか、何でそんないい制度あるんだったら教えてくんないかというのが最近になって、ことしになって結構やっぱりあるんですね。そのたびごとに東京都に連絡をとって、そういう地主さんへの情報提供といいますか、そういうのもしっかりとやっていく必要があると思うんですけど、この辺は何か東京都でもやっているとは思うんですけども、何か実情とがあればちょっと教えていただけますか。ここに住んでいない人への、地主さんへの広報という意味で。

○野島地域まちづくり課長  地区外の権利者に対する対応でございますけれども、今現在、この不燃化特区制度というのはなかなか一人一人によって補助額が変わったり、使える制度が違うということがございますので、特区制度の中で全戸訪問制度というのがございます。それを活用しまして、区内の築浅以外の建物所有権者、全部業者委託にしまして、謄本なども挙げまして、調べまして、地区外の権利者にはお手紙をお送りして制度を周知をしていくということで、今年度は2,500件分をやることを考えております。

 

○木下広委員  その地区外へのそういったアクションというのはもうどれぐらい、2年目ぐらい、1年目、どれぐらい前からやっていらっしゃる。

○野島地域まちづくり課長  全戸訪問につきましては本年が3年目でございますけれども、まだその平成26年度から開始しておりまして、平成26年度が610件、平成27年度は901件、それで今年度は2,500件というような全戸訪問をしているところでございます。

○木下広委員  ということは、もうそういう意味では、そろそろそういうような具体的な計画というか、動きが出てくる時期かなとは思うんですけども、それにしても、やっぱり僕たち住んでいる人たちからすると、立教通りの裏の172号線の整備が長くこうずっとかかっていて、すごい労力がかかったというのをやっぱり経験されている方がやっぱり多いものですから、あの立教通りの裏の道路を経験している人からすると、10年間という短期間であの長崎一丁目のとば口から、長崎五丁目の千川通りまでの1.2キロの距離を同じような形でやるというのは大変な労力があるというのは前々から、初めからこう言っていたんですけども、そういう意味では、具体的なそういう動きも今確認をさせていただいて、これからだとは思うんですけども、やっぱり書類を送ったからそれ伝えていますという、そういう行政の皆さん方はそうだと思うんですけども、興味のない方なんかやっぱりそういう書類を送られてきても何のことかわかんないわけですね。プラスアルファ、この沿道の方々のポストにはもう毎日いろんな業者から案内が来ていて、何が正しいというか重要なやつかどうかというのもわかんないような、そういう状態がありますので、先ほどおっしゃったように一軒一軒つぶしていくというか、その身近な作業が一番大事なことだと思いますので、ぜひそういうこの行政としてやるべきことについてはしっかりとやっていただくというのが1つと。

 もう1点は、やっぱり午前中もありました長崎四丁目、東長崎駅の周辺なんかは商店街が、商店の皆さん方が多くて、そういう今までの大きなコミュニティのまちが大きく変わっていくということですので、本当にそういう意味では、従来の皆さん方と一軒一軒細かく細かくやりながらやっていく必要があるなというのが1つ思います。

 もう1つは、やっぱり商店街関係なしで、道路の裏に住んでいらっしゃる方が、表の方がどくかどかないかによって買うか買わないかというような、そういうような本当に個人的な、まさにプライバシーの塊のような話になると思うんですけども、そういったところも民間の皆さん方が本当にちゃんと入っていただいて、よく双方の仲を取り持っていただいて、ちゃんとうまく推進して、ある程度進むと、皆さん方もそういう実績の中でそのように話がここは進んでいくというような、そういうようなことも地元の方から伺っておりますので、両にらみでしっかりと取り組んでいただきたいと思いますんで、よろしくお願いをしたいと思います。

○奥島地域まちづくり担当部長  御指摘いただいたきましたことはもっともでございまして、区もその道路整備に伴いましてまちが変化してまいりますので、不燃化のみならず、まちづくりとしても一生懸命やっていきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。