平成28年決算特別委員会(10月 5日)歳入② 木下
区民生活の多様化と収納体制・税の公平性
○木下広委員 そのほかに納める方にとって便利なコンビニ収納だとか、モバイルレジだとか、いろいろな手法も数年前からさまざまな形で取り組んでこられていると思うんですけれども、この辺のコンビニ収納だとか、モバイルレジだとか、クレジットなどについての動きとその効果についてはどう掌握されているのか伺いたいと思います。
○三沢収納推進担当課長 おっしゃるとおり、これまではいわゆる納付書で納めていただく方法のほかに、いわゆる口座振替が主流の納付方法でございました。
ただ、区民生活の多様化でありますとか24時間化、あるいは電子決済が当たり前に普及してきている昨今、こういった従来の納付方法以外に、例えば自宅でお手元の携帯を使って24時間いつでも決済ができるようなモバイルレジであるとかクレジット払い、こういった手法も導入し始めた自治体もございますので、私どももいち早く、まだまだ実績はそれほど出てはいないのですが、納めやすい納付方法といったものをどんどん導入して、収納率の上昇と納めやすい環境の両立を図っていくというのが最近の主流でございます。
○木下広委員 事業をやるにしても、やはり財源の確保というものが必要となってきますし、また、区民の皆様方へサービスをしていくについても、やはり税の公平性というか、払うべき方についてはやはり払っていただく、その作業をやはりまじめにこつこつとやっていく必要があるということだと思うんです。
生活保護を受給されている方でいろいろ不正があるのではないかというようなお話もありますし、そういったところをまじめな区民の方々が見ると、税金の公平な使い方について、やはり区民から疑問が出されるようなことも時々話を伺うんですけれども、税の問題、また、さまざまな国民健康保険料だとかこういった問題についても、本来は払えるのに払わないで繰り返されるというような方も中にはやはりいらっしゃる現実もあると思うので、その辺についてはやはり税の公平性も考えながら、払える方については、しっかりと払っていただけるような、行政としての窓口の体制をしっかりと整えていただきたいということでございます。
やはり行政というか、自治体というのは、長くこれからどんどん続いていきますので、区民の皆さん方からの信頼を得るという意味では、支払っていただけることについては、ちゃんとこちらで支払っていただけるような体制をとっていくことが必要だと思いますので、さらなる御努力をお願いして、発言を終わりたいと思います。
○佐藤区民部長 大変重要な御指摘をいただいていると思っております。私ども区長を本部長といたしまして、全庁挙げて収納対策本部を設置してございます。ただいま御指摘をいただきました主に税、いわゆる公租のたぐいでございますけれども、私債権も含めまして、きっちりとお支払いいただくべき方にはお支払いをいただくということを全庁的にもきちんと徹底をして、公平公正な地域社会の実現ということにこれからも鋭意努力してまいりたいと思っております。