H31年予算委員会 環境清掃・都市整備費 木下議員 3月 7日自由質疑

目白駅周辺の古道・ライトの小路

【目白駅周辺の道路】

○木下広委員  私のほうからは、目白駅周辺の道路っていいますか、その辺の安全確保について、ちょっと住民の皆さん方から声をいただいていますので、確認をお願いしたいと思います。

目白駅もトラッドビルができて、鉛筆ビルの計画のときは大騒ぎして、もう本当に高野区長も御尽力をいただいて、今すばらしいまちになっているということで、今般、やっと銀鈴の坂のエレベーターの工事も、もう開始をいたしまして、景観的には大きく変わってくるということで、地域の皆さん方も期待をしているところでございます。

一つは、目白駅の改札出て、右の学習院のほうに行くところで、道路の向こう側に渡る、川村学園に渡ったり、学習院に渡ったりするところの信号というか、歩道のもっとアクセスしやすいような、そういった歩道にというような声があったと思うのですけれども、その辺については何かお話を聞いている方はいらっしゃいますでしょうか。

○柴土木管理課長  済みません、話は聞いてはいないんですけれども、やはり委員のおっしゃるように、非常にアクセスしにくい部分があるとは思っております。それについて、目白警察署のほうとちょっと相談してみたいと思います。

○木下広委員  何か後ろの人、わかる人はいますか。まあ、いいや、とにかく、そういう本当に学習院の人たちと、あと川村に渡るところが、まだ、やはり渋滞したりして危険なところがあるということ、毎回毎回、信号の時間を変えていただいたりしていると思うんですけれども、その辺の声はまだ出ていますので、ちょっとその辺は確認していただくというのが一つ。

もう一つは、エレベーターのほうなんですけれども、エレベーターについては、もう本当に誰が見ても線路のすぐ横を掘って、そこに、この昇降機を入れるということで、非常に大変な作業だということは誰でもわかるんですけれども、この辺の工事、ちょっとおくれたというのをこの前、常任委員会で報告はありましたけれども、今後についてはその報告をいただいたとおり進んでいくのか、どうなのかというところを、ちょっと、もう一度、御確認させていただきたいと思います。

○松田道路整備課長  さきの総務委員会のほうでも、この辺、契約変更議案として上げさせていただいたところではございますけれども、工期も来年度、平成32年の2月までに必ず実施するということで、工期変更させていただいたところでもございますので、地元の方々にも一度御迷惑かけているところもありますので、きちんとJRの進捗管理も含めて、我々のほうも事業主体として、責任を持って工事を進めていくということで御理解いただければと思います。

○木下広委員  目白古道のいろいろ整備をされている協議会の皆さん方からの強い要望というか、そういった声もあって、その整備があったと思います。

もう一つ、その協議会の皆さん方からゾーン30でしたか、子どもたちのための一方通行の道の自動車に対する啓蒙というか、そういったところもいろいろ試しをしていただいたとは思うんですけれども、その辺の検討のほうは、今どうなっているのかというのをちょっと御説明いただければと思います。

○松田道路整備課長  目白古道のいろいろな交通施策のうちの、今、委員からお話のありましたゾーン30については、これは管轄でいうと警視庁になりますので、つまり、目白古道と地元の方が呼んでいるところのスピードの抑制の対策の一つとして、これは警視庁のほうで検討をして、ゾーン30のほうに、そこがかけられるというような話は聞いているところではございます。

区としては、そのほか、いろいろ路面対策も含めてやっているところでございまして、昨年度ではありますけれども、徳川黎明会の東側の道路についてはハンプをつくったり、そういうようなところも含めながら、特にまちづくり協議会が目白は非常に積極的にいろいろなところを自分たちで調べながら、情報も提供しているところはありますので、ぜひ先駆的な事例を取り入れさせていただきながら、そういうようなコミュニティ道路づくりのほうを、そこで得られた情報を、また区内全域に広めていきたいと考えてございます。

【ライトの小路】

○木下広委員  あとは線路沿いの区道での危なかった道路、今、半分は終わって、それをやっていると思うんですけれども、その進捗状況はどういう状況なのか、ちょっと答えてください。

○松田道路整備課長  ライトの小路と呼ばれる目白駅から池袋、花のはしに向かって進む、ちょうどJRが掘り割りになっていますので、そののり肩部のところのフェンスが土どめもないものですから、ちょっとフェンスがどんどん傾いて、線路側に倒れたりしてということで、平成19年から随分我々のほうもJRに対して、そこの補修のほうをしてくれというようなお話もしていたところでございます。

ずっと、地元の方々もいろいろとフェンスのところを心配されていたり、また、そこをいろいろ定期的に清掃されているというお話も木下委員のほうからも聞いていたところでございまして、我々としても何とかして、そののり肩部の補修というのを、していきたいと思っていたんですけれども、昨年度、第1期工事を実は、JRがようやくのり面にアンカーを打つという工事とあわせて、そののり肩部に土どめの擁壁をつくってくれたわけでございます。

ただ、いかんせんそれが半分までだったので、我々も引き続きこの機を逃してはということで、JRのほうに強く要望しまして、そうしたらJRのほうも、それを前向きに検討してくれたおかげもありまして、今年度末までに花のはしまでの区間を、土どめ擁壁をつくってくれるということになりました。そうしますと、今まで少し傾いていたフェンスが、ガードレールをそこに設置していたものも含めて、きれいに整備されることになりますので、我々としましても、もう道路が、つまり、のりが崩れることによって、道路にひびが入るというような懸念材料もなくなりましたから、31年度、次年度設計を行いまして、できれば32年度に、そこの舗装工事を行いたいというふうに考えてございます。

○木下広委員  それで、先ほど課長のほうからもライトの小路という地元の方々が名づけて、明日館に抜ける道路ということで整備をするということで、その花のはしからまた明日館に抜けるところの道もあるわけで、やはり地元の人からすると、その目白駅から明日館に抜ける道を、今、安全対策は物理的なハードの部分はやっていただいたということで、あとは、もうちょっとそのJRをまたぐ橋が、花のはしという名前があるごとく、その沿道、線路側のフェンスの側のところに、きれいな花なんかを植えて、花のはしにふさわしいような道路にして、それで、その明日館に抜けるライトの小路の雰囲気をもっと醸し出していただきたいというような御要望もいただいておりますので、今まで本当にこの危険を回避するだけで大変だったという、それはもうよくわかりますので、今後については、そういう路肩がちゃんとなったということで、その化粧部分をきれいにしていただいて、明日館に抜ける、この目白駅周辺の道路づくりをお願いしたいという思いがありますので、御検討のほどをお願いしたいと思います。

何か答弁がありましたら、お願いしたいと思います。

○松田道路整備課長  その辺の景観を含めた植栽帯の整備等につきましても、今、委員から、そのようなお話をお伺いしたところもございますので、区のほうの道路事業でできるのかどうか、また、あるいは鬼子母神周辺とかですと、道路上にフラワーポット等の占用申請を出しているようなところもございます。それは住民のほうで企画されて置いてあるようなところもあるわけでございます。どういうものがいいのかも含めて、少し事業の前には地元の意見も聞きながら、その道路のほうをつくってまいりたいというふうに思っております。