
岡山市に続いて、午後、兵庫県の川崎重工播磨工場で蓄電式LRVを視察しました。10km走行が可能で、バッテリーの充電が5分で可能です。従来新幹線車両、JR車両、ニューヨーク地下鉄車両、台湾新幹線車両を製造し、世界中で8万6千車両を供給してきたメーカーです。
蓄電式LRVは、昨年12月の札幌市内で冬季試運転を行い、バッテリー駆動で心配される低い気温でも問題なく稼働しました。パンタグラフが不必要であることが最大の利点です。
この蓄電式技術は、この企業が、もともと風力発電を手掛けており、その技術を生かしたものだそうです。たとえば、ブレーキを掛ける時にも充電できる方式で、140万回の充電可能な電池だそうです。年間に計算すると約10年間使用可能になります。さらに、この電池はリサイクルが可能で様々な電池として利用できます。
*LRT視察画像はこちら;http://toshima.ne.jp/~toskomei/hyoshi/lrtshisatu080826.htm
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