木下ひろし新着･活動報告

2008年05月16日　新庁舎建設について　

　5/15の副都心委員会で、新庁舎建設について、従来の現庁舎案、旧日ノ出小学校再開発案の２案を、旧日ノ出小学校再開発案の１本に絞り、区民への説明など段取りを開始する方向性が示されました。 
　現庁舎は、昭和34年建設、東京23区でも最も老朽化した庁舎として有名です。平成11年に10億円をかけて、免震工事を施し、かろうじて庁舎として使っていますが、大規模地震がおこれば、本庁舎はじめ、分庁舎など区の中枢部門が壊滅状態になることが指摘され、建て替えの論議を重ねてきました。 
　平成12年頃から、旧区立日ノ出小学校跡地が環状５号線整備の当該地として市街地再開発計画案が示され、約50％が豊島区の地権者としての再開発事業がスタートしました。同時に区庁舎もこの再開発ビルに移転する可能性がで浮上し様々な検討が重ねてきました。 
　再開発計画がはじまった当初、当該地の入口付近に２年前に建てられた７階建のマンションがあり、再開発には不整形な形となるため、マンション所有者との交渉が２年にわたり行われ、先月、やっと所有者から了解を得ることができました。 
　現庁舎を建て替える案は約40億年の財政負担が見込まれ、反対に日の出小再開発案では10億円の黒字で庁舎が整備できる概算が示されました。 
 
　私どもは、災害時の防災拠点として新庁舎の建設の必要性を訴えてきました。同時に、極力財政負担がかからないようにすることも併せて主張してまいました。２つの案からどっちがいいか？区民に問うよりも、区が方向性を決めた上で、区民に説明を開始する必要があり、今回の決定には賛成の立場で発言しました。 
 
＊新庁舎についての区ＨＰ 
http://www.city.toshima.tokyo.jp/shinchosya/chosya-an.html 
 
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