2007年10月25日 10/25長崎村の「並木」 

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発掘された中世の長崎、指定文化財「旧丹羽家腕木門」  
 
豊島区役所では本日から11月2日まで区役所本庁舎ロビーで、区内の文化財や発掘調査の成果をパネルや実物で展示する。東京文化財ウィーク(10月1日~11月30日)の企画事業として毎年開催しているものです。平成19年10月現在、区指定文化財は13件、区登録文化財は318件あります。豊島区は、これらを次世代に残すべき貴重な文化財として、保護と普及に務めているところです。 
 今年の展示では、私が担当している、西池袋4丁目付近の環状6号線(山手通り)の拡幅用地で行なった発掘調査の成果を取り上げます。この地域は、かつて長崎村の「並木」という字名で呼ばれた地域。調査では、中世後期(室町時代)から近世前期(元禄時代以前)の屋敷地が発見された。3年間に及んだ遺構調査が、屋敷地から畑地への大転換された様子など、当時の民衆の生活を物語っています。 
 私も、発掘現場を度々訪れ、写真に収めました。皆さん、ぜひご覧下さい。 
 
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