占冠村はくもり。公明党会派視察第二日目です。
東川町の子育て支援策の視察。同町は、北海道のほぼ中央に位置し、日本最大の自然公園「大雪山国立公園」の区域の一部になっています。
北海道の峰といわれる大雪山連峰の最高峰旭岳(2,291m)は、東川町域に所在。豊富な森林資源と優れた自然の景観は、観光資源として高く評価されています。東川町域は約102.55k?となっています。人口7900人。
幼保一元化事業を平成15年から独自に実施。幼稚園と保育園の垣根を外して、地域で子育てを実施しています。豊島区も近年の待機児童の急激な伸びにあらゆる手段を講じる必要があります。

13時から東川町幼児センターで視察開始。『高校生の写真甲子園』、写真の町、東川町の松岡市郎町長、浜辺啓議長からご挨拶があり、鉄道、水道、国道の3つは無いが『北海』という誇れる『道』がある。未来の大切なこどもの育成を複合的に図り、人口増を果たしている、とお話しがありました。
町幼児センターの伊藤和代園長さんから平成15年開始された幼保一元化と子育て支援センターの経緯と現状。教育委員会こども課菅沼課長さんから『君の椅子プロジェクト』の説明がありました。
平成12年頃から検討を重ね、従来4ヶ所の幼稚園を一元化する特区の認可を受け平成15年から他自治体に先駆けて、幼保一元化が実現しました。3歳以上の町内のこどもは殆どが入園し、小学、中学校への移行がスムーズに進み幼小連携等大きな効果があがっています。最近では、0、1歳保育が増加しているそうです。検討段階では保育料と幼稚園利用料金の格差をどうしていくかがポイントだったそうです。
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誕生したこどもに椅子を贈呈する『君の椅子』事業は東川町、剣淵町、愛別町、東神楽町の共同広域事業として平成21年から開始。副知事を勤めた磯田旭川市大学ゼミの提案で地場産業の木工と子育て施策が実現し、これまで585人に贈呈しました。1椅子あたり、3万円の事業で、こどもの居場所を明確にする事業として注目をあびています。東日本大震災では29家族に贈呈し、29家族の手記が感動を呼びました。今年からは乳歯と臍の緒入れも加わり、こどもの成長を町が温かく見まもっていきます。
更に他自治体の要望により、『君の椅子倶楽部』として、全国に呼びかけ、1椅子あたり4万5千円でどんなこどもにでも購入できる事になりました。
地域でこどもを見守る、取り組みに大いに参考になりました。

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