2012年06月20日 21世紀型スキル教育 

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区立千川中学校の教育研究を視察しました。テーマは「21世紀型スキルの育成を目指して」。世界の教育者やOECDなど国際教育機関が連携し、豪州、シンガポール、米国、等政府とともに、取り組み成果をOECDのPISA調査に反映される予定です。 
教育長、小林校長からは、次代を担う生徒に国際社会で必要な能力・21世紀型スキルの育成を図るため、東京大学の山内准教授やマイクロソフト、レノボ社等関係者の多大な貢献に感謝するお話しがありました。 
 
記者発表でマイクロソフト社からは新たなノートPCの活用やクラウドを導入したこの事業の特徴の説明、レノボ社からはタブレット活用の時代のながれの説明がありました。 
東京大学の山内准教授からは、今の小学生の65%が、現在ない職業に就く時代になったこと。21世紀型スキルアップを図る必要性を述べられました。 
 
授業公開は、 
◎理科・鉄と硫黄の結び付き-タブレットPCとONENote活用。 
◎特別活動・尾瀬移動教室のまとめ-タブレットPCとPowerPoint活用です。 
 
いずれも生徒が目を輝かせて、楽しく取り組んでいました。小林校長からも、問題行動の生徒がこのPC授業でコミュニケーションを取れるようになったり、書くことが苦手な生徒がキーボードによる操作で一躍やる気を出すような成果の報告が印象的でした。 
 
【マスコミ報道】 
ICT活用授業、豊島区立中が公開 
国語、数学などでICT(情報通信技術)機器を活用中の東京都豊島区高松の区立千川中学校(小林豊茂校長)で、取り組みが公開された。理科では、異なる実験の結果をリアルタイムで教室内の生徒に中継するなど、強みを生かした授業が行われていた。 
 
 東大、日本マイクロソフト、レノボ・ジャパン、豊島区教委による共同研究「21世紀型スキルの育成を目指して」の一環。同スキルは批判的思考力、問題解決能力など現代の子供たちが身につけるべき能力のことで、千川中は1月から機器を導入して能力育成に取り組んできた。 
 
 2年生の理科「鉄と硫黄の結びつき」では、混合の割合を変えたり、水を加えるなど各班が異なる実験を行い、デジカメで撮った画像や考察を手元の機器に入力。発表では、教室の大画面で他班の結果を比べながら、硫化鉄が磁石につくかなど話し合った。 
 
 加瀬康夫主幹教諭は「ICTの活用で、模造紙にまとめる時間が不要となった」と評価。女子生徒(13)は「画面は見やすくて復習に便利。字が途切れないようスムーズに書けるといいな」と性能向上に期待を込めた。三田一則教育長は「ICTは、習熟度別の指導や家庭への遠隔教育、外国語が母語の生徒の指導などさまざまな可能性がある。ぜひ国を挙げて導入してほしい」と話した。 
 
 
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