
「北斗星」会議室で、常陸大宮市の3.11震災被害状況を資料にもとづき事務局長から説明を受け質疑を行いました。
3.11の震度は市内で分かれていて、大宮地域6強、山方は6弱、美和・緒川は5強。と同じ市内でも岩盤が比較的強固な美和町、緒川町は揺れが小さかった反面、やはり旧大宮町が震度6強と、大きな被害があったそうです。
市役所が免震工事をしていて、被害がなかったため、震災直後、度々の余震で近隣の住民が最大500名程が、庁舎に非難にこられたそうです。
電気の復旧には6日間、水道の復旧は3/23までかかったそうです。井戸があっても電動でくみ上げる機械が停電のため利用できなかったお宅が結構あり、病院、市役所、公民館で自衛隊の給水車が大活躍されたそうです。震災直後に豊島区から毛布とペットボトルを第一陣がその日のうちに、第二、第三陣とどけられ本当に助かったと改めて感謝されました。
公共施設の被災状況では、統合予定の中学校や、小学校体育館天井崩落があり、一時県立高校の教室を利用したそうです。庁舎に隣接している図書館、文化ホールが大きく被害をうけ、未だ復旧作業中です。
市道の崩落現場の小野地内を視察。工業団地に抜ける新しい道がのり面から大きく崩れ、歩道を越えて土砂が路面に、山側頂上に墓地があるため、復旧が難攻しています。
