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平成23年予算特別委員会 補足質疑( 3月 4日)

 

椎名町駅改修・周辺整備事業

 

木下広委員  私からは、椎名町駅及び周辺の今後の課題につきましてお願いをしたいと思います。

椎名町駅の改修につきましては、本当に着々と進んでいまして、結構躯体も立ち上がっていまして、本当に完成を心待ちにするのですけれども、いずれにせよ東長崎と一緒なので、改札が今は1階の改札なのですけれども、橋上の改札に変わる時期というのはどれぐらいを予定されているのか、最初その辺から伺いたいと思います。

○奥島都市開発課長  今、鉄骨を組み上げている最中ですけれども、橋上駅舎の改札が供用を開始する時期としては、今年の9月ごろを予定しているというところでございます。

木下広委員  それで、橋上の改札がオープンすると、今、だから一番人通りが多いすずらん通りからの真っすぐの道で通われる方が大回りして環6のほうまで行って、そこから上るという形になると思うのですけれども、そういうことでよろしいですよね、橋上に改札が変わったときの人のルートについては。

○奥島都市開発課長  今年の9月を予定しております橋上駅舎の改札のオープンですけれども、それにあわせて、今、ご指摘のすずらん通り方面への自由通路の出口1本を残して3本が供用開始をされる予定でございます。残る、すずらん通りへ向けての時期ですけれども、こちらでこの北口の現在の改札を閉じないと工事にかかれないものですから、最後に取りかかるという形になります。その前に、北東側に延びる出入口と、エレベーターもできますので、そこのルートから入っていただくことになると考えてございます。

木下広委員  多分一番人の多いところが最後まで残ってしまう形になって、その分だけちょっと利用者にはストレスがたまるということがあると思うのですけれども、いずれにしても地元の皆さん方への、またご利用の皆さん方への徹底については、よくご理解をいただくような形をとっていただきたいというのが一つ。

あと椎名町駅の周辺については、隣の環状6号線との接道で大分、特に南口の大和田通りからのアクセスが変わって、安全面について心配の声があります。環状6号線の下の駐輪場、南と北にそれぞれつくると思うのですけれども、それの予定と、もう一つは、今、椎名町駅にある仮自転車置き場がなくなる、閉鎖をされるとは思うのですけれども、その辺の段取りをもう一度正確に教えていただけますか。

○原島交通対策課長  椎名町の椎名橋の下の駐輪場でございますけれども、3月23日にオープンを予定をしております。また、定期につきまして4月1日からの募集ということで、3月23日よりそこの事務室で募集をするという計画でございます。コインラックについては23日からオープンということです。

また、公園の仮の置き場でございますけれども、3月31日をもって閉鎖をする予定になっております。

木下広委員  それで、地元の方から、南と北にそれぞれ駐輪場を計画をしているのですけれども、結構台数が余裕があり過ぎるのではないかという声があるとは思うのですけれども、その辺の目算というかもくろみ、当初計画したときと今と、大分変わっているのではないかという声が結構するのですけれども、そんなことはないのですか。

○原島交通対策課長  台数でございますけれども、今回整備いたしますのは670台でございます。現在、公園内の置き場が240台ほど登録がございまして、また北口でも50台ほどの登録があるところでございます。

また、西武鉄道が営業しておりました200台分の駐輪場につきましても、今回の駅の整備によって廃止をしておりますので、当初の想定でもやはり700台程度必要だということで670台の整備ということになったものでございます。

木下広委員  わかりました。
それで、自転車利用の皆さん方が、今までは椎名町公園に置いていった人が、今度は駅の近くまでずっと来るわけですね。特に南長崎側の接道する区道の安全性という意味で、当初、今までは大和田通りから真っすぐ目白のほうに向かって抜けられた交差点が、首都高が中に入ることによって変形に、環6に突き当たって左の椎名町駅のほうに行ってから地下のガードをくぐって目白方向へ行くだとか、あと新宿の方向へ行くということで、例えば4トン車とか2トン車が行き来が物すごく心配をされていたと思うのです、あそこの接道はアクセスが変わるということによって。結構今の状態で時間がたっているので、特に大きな事故だとか支障というのは、車のアクセスについては特に大丈夫なのでしょうか。それにプラス自転車がこちらのほうに来るものですから、本当に大丈夫なのかというか、何か対策をとらなくていいのかという声があるのですが、その辺については何かお考えを持っていらっしゃるのか。どうでしょうか、そういうデータは持ち合わせていないですか。

○宮川道路整備課長  踏切をなくしたことによって起こった事故という報告は、今のところ受けてございません。

今後ですけれども、こういうふうに道路があったほうがいいよとか、何かご提案がございましたら、その都度対応したいと考えております。

木下広委員  一番聞きたいのは、大和田通りから、要するに昔は大和田通りから目白に向けて新宿のほうに右折できたわけです。それができなくなって、一旦椎名町駅のほうにおりて、それで目白方面だとか新宿方向に行くことになって、要はそこが両面通行になっているので、4トン車とか2トン車とか、大きな対向がスムーズにいくかどうかというのは前から心配されていたところなのですが、その辺については特に今のところは大きな支障はないと見ていらっしゃるのかどうかというところです。

○宮川道路整備課長  4トン車が通りにくいという話も今のところは来てございません。

木下広委員  えらい簡単。では、大丈夫なのですけれども。では、自転車についても大丈夫ですよということで言っておきます。宮川さんがそう言っていましたということで言っておきます。

それで、あと駅の南北自由通路ができると、そこにトキワ荘だとかアトリエ村だとか、そういった関係の文化の発信をする計画があるというのですけれども、ちょっとイメージがわかないので具体的に、東長崎と同じようなそれぞれの南北の通路の横にそういうデザインをするのかどうなのか、その辺をわかるように教えていただけますか。

○柴文化観光課長  南北自由通路につきましては、椎名町駅の変遷がわかるフィルムシールを貼る予定です。一応4種類で、今のところ計画なのですけれども、一つが明治42年の椎名町周辺地図、二つ目が西武鉄道が開通した時代の椎名町駅周辺地図、三つ目がアトリエ村があった時代の椎名町駅周辺地図、それから四つ目が現在の椎名町駅周辺地図ということで、サイズが750センチから1,500センチメートル、4枚で、自由通路を通った人が、椎名町駅がこういうふうに変わってきたのだということが一目でわかるようにしようと、そういうように考えて設置する予定です。

あとそれから、南口のちょうど階段の踊り場のところには、21年度にイベントがありましたけれども、あのときに使用しましたトキワ荘の漫画のイラストを大きく張り出したいというように思っておりまして、今、プロダクション、あと現存の漫画家に許諾の許可を求めておりまして、今、1社を除いて、ほぼいいのではないかということでご意見をいただいております。それを踊り場のところ、大体3メートル掛ける4メートルの大きさのものを今のところ考えております。

木下広委員  もう時間でございますので。本当に駅舎がどんどんできることによって利用者、または地域の皆さん方も大変に期待しておりますので、新たなまちづくりになるような取り組みをさらに努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。