平成26年予算特別委員会 議会総務費 2月28日-2014
デジタルサイネージ、不正アクセス対策
○木下広委員 あと、今回の予算の中でも、デジタルサイネージを使って、新しい庁舎の中のいろいろな会議だとかそういうのも紹介をしながらやるということと、あとは、だからこれが災害時に、僕、3年前の3.11のときに聴覚障害の方から御相談を受けて、区役所に相談に来ていたんだけれども、一体何が起きているかわからないということで、聴覚障害の方もわかるような、そういうサインをということでお願いをしまして、対応していただいていると思うんですけれども、平時は、そういう庁舎の中で行われているいろいろな宣伝をしながら、これは、災害時になるとそのような災害情報なども、もちろん表示をするということで、総合防災システムの中からのそういう指示って、その中に入れるというような、そういうイメージなのかしら。入れるとかという意味はちょっとあれだね。
○矢作広報課長 イメージとしては、優先的に割り込むイメージになります。伝達制御システムから発信された情報については、サイネージとの連携の仕組みがもうできていますので、それは割り込む形になりますし、総合システムとの関係では、どういった情報を今度流していくかというのを今後調整した上で、また災害時に区民ひろばセンターが一時滞留施設にもなりますので、そういった形で、どういう情報を流すかをこれから調整させていただきます。
○木下広委員 そういうところで、新庁舎に向けまして大きく情報関係が変わるとは思うんですけれども、もう一方では、心配されるところでは、不正アクセスといいますか、そういうものからの検疫といいますか、そういうところもやはり非常に大事になってくると思います。本当にこの数年で本区のICT化が進むに伴いまして、いろいろな部署でシステムを立ち上げながら情報のやりとりをやるということは、それだけやはり危険度も増すという可能性が高くなると思いますので、その辺のいわゆる不正アクセスだとか、外部からのそういうものに対してのセキュリティの面については、今後どういうふうに考えていらっしゃるのか、念のためお伺いしたいと思います。
○高橋情報管理課長 今、御指摘のように、非常に最近、サイバー攻撃と言われているような不正アクセスがふえてございます。ちょうどこの2月、きょうで終わってしまうんですけれども、情報セキュリティ月間ということで、全庁挙げて職員のほうにそういった周知をしているところでございますし、新庁舎におきましては、ネットワークを再構築する中で、不正進入防止装置というものをつくる予定でございます。ですので、盛んに行われています、非常に多くのメールを送りつけてシステムを壊してしまうとか、そういったものに対処できるような、そういった仕組みを新庁舎までにはつくっていきたいと思っております。
○木下広委員 国のほうのIT推進戦略本部なんかでは、自治体のオープンデータをどんどん活用しながら、住民に公開しながら、同時に国だとか、そういう都道府県と自治体のそういうデータのやりとりをスムーズにしていくというような流れがこれから加速するということになっておりますので、データのやりとりをやれば、それだけやはりそういう不正な、そういったアクセスの可能性も特に高くなってまいりますので、オープンデータの取り組みを推進しながら、一方では、そういう対策をしっかりとっていただいて、大事な区民のデータの管理についてはしっかりとやっていただいて、私のほうからは以上で終わります。
○水島副区長 情報セキュリティ、非常に大事なことでございまして、ただいまお話にありましたことを情報管理課長も十分承知はしていると思うんですが、ちょっと御紹介したいと思うんですけれど、実は情報管理課長、総務省のそういうセキュリティの自治体の唯一の検討メンバーなんです。きのうも会議をやりまして、あなた、そういうこと言ったほうがいいですよ。それで、26年度もぜひ引き続きメンバーになってくれと言われていまして、ですから、国の考えている最先端のセキュリティに対する考え方に対して彼は意見を言っているわけですよ、実際の自治体の代表として。そういうポストに、情報管理課長はそういうこともやっておりますので、ですから、きちっとその問題に対しては自信を持って対応できるというふうに思います。