Archive for the ‘木下ひろし’ Category

2012年03月22日 平成24年第一回定例会最終日 

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豊島区議会はみんな・無所属刷新会の合コン団扇事件について区議会議長から厳重注意があり、本会議場で予算等条例を採決し、追加された議案を審議するために休憩。改めて正副幹事長会で事件の協議。問題会派が何度も休憩をとり、時間をながびかせること数時間!問題会派が『選管が中立性を欠く』との発言を撤回し謝罪があったのが23時過ぎの事。24時までかかって、残りの案件を議決して、意見書などを付託して、結局、日程を4日延長し3/26に残りの議案の議決をすることになりました。 
 
【時間が伸びたことによる職員の残業代は約100万円!】 
 
22日の豊島区議会最終日での問題会派の言動は誠にお粗末でした。 
21日の正副幹事長会で夜8時まで議論しても 
1.合コン団扇に議員の顔写真を掲載して不特定多数に配った件は警視庁捜査課からグレーであるが、これだけであれば直ちにクロとは言えない、との見解通り、問題ない。 
2.選管から法律に触れなければ何をやってもいいというものではない。との見解だが、中立性が保たれていない。そもそも選管委員は元区議で政党の意向が滲み出ている。中立な判断になっていない。と驚くべき発言を繰り返しました。おまけに『会派の総意だ』とわざわざ付け加えました。それに対して自民・公明・共産・自治みらいの各会派か、厳しく、叱責、批判されても、『考えは変わらない』と繰り返し、22日午前中の全員協議会で、私から「選管の見解が中立性を欠くということは、法律に触れなければ何をやってもいいと会派全員が考えていると断ぜざるを得ない。議会改革を叫ぶ資格はない。」と批判しましたが、問題会派全員が貝のように黙り込むだけでした。 
 
しかし、総務委員会終了後の正副幹事長会で、私から『今日の本会議で新たに選管委員を選任するが、元区議が選管委員に就任したらその方は、中立性を保つ判断ができない、ふさわしくないと考えているのか?』と質問に、当初は『21日の幹事長会の発言とかわらない!』と突っ張り、私から「現在の選管委員は良識を有する方でありご本人の名誉のためにも、みんな刷新の会の言い分は間違っている!撤回しなくていいのか?」と再三に亘り追及すると『見解の相違、答える必要ない』、とトーンダウン。あげくのはてには、2度の休憩を求めて、数時間の時間を浪費しました。 
 
そして22時を過ぎて、結果として『選管委員の中立性を欠くとの発言は真意でない、お詫びする』と発言を撤回するという始末。 
 
しかしながら、22日の段階では、『合コン団扇事件については、議長の注意を重く受け取める』と表明しただけで、「重く受け止めるという意味」、反省しているのかしていないのか?事件を起こした小林議員はどう思っているのか。会派としてどう責任をとるのか?未だに明らかにしていません。明らかにしたいと思います(^0^)/ 

2012年03月19日 防災・復興フォーラム 

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第三回豊島区地域防災フォーラムに参加しました。区長の挨拶に続き区防災計画上野課長から基本方針の説明。都市計画奥島課長から復興街づくりについて説明。最後に中林一樹明治大学特任教授から『首都直下地震の復旧復興対策』の講演があります。中林先生は、区の復旧復興計画のご指導を頂いています。 
 
H7阪神淡路大震災は都市部の被害。H16中越地震は農山地域の被害。H23東日本大震災は海岸線の被害と日本列島の3つの特徴の大地震を経験した、3つの被害を教訓に、首都直下地震に備えなければならない。 
中林先生が南三陸町の復興を手がけておられて、街を復興するにあたり、仮設住宅とコミニュティの大きな課題について述べられました。街の復興が中々進まないことから、失業保険期間を終えて、生活費のために、県外避難が毎月増え続けている現状があります。現実的な実情あった、復興計画を事前に話し合うことがなによりひつようである。と強調されました。  

2012年03月16日 予算委員会最終日 

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予算委員会最終日。13時半から開会。始めに共産党の一般会計予算案に対する修正案について提案説明、質疑の後、直ちに採決。賛成少数で否決されました。 
改めて24年度一般会計と3特別会計案について各会派の意見開陳が自民党から開始。公明党は西山議員が代表して賛成の立場で意見をのべました。続いて共産党が全てに反対、自治みらいは賛成。みんな無所属刷新の会は賛成、一人会派の減税日本は賛成の意見をのべました。 
 
合コン団扇で選管から厳しく指摘された議員が所属する会派からは『我々は、一般の区民がどのように感じるのかを考える。議会はいい意味でも悪い意味でも慣例・魔物がすんでいる。日航破綻についてSONYの稲盛さんが-当たり前の事を実行しなかったから破綻した』との発言がありました。合コン団扇事件についての会派の対応が注目されます。 
 
その後、委員会として採決が行われ、一般会計、3特別会計が賛成多数で可決されました。3/22の本会議最終日に議会として議決します。

2012年03月15日 正副幹事長会でソウル市東大門区訪問団・さくのみ団扇を議論 

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正副幹事長会では①友好都市ソウル市東大門区交流10周年記念訪問団について、区議会として正副議長以下12名が参加する事になり、公明党からは2名と島村副議長がいく事になりました。 
②小林弘明議員の「サク飲み-合コン・団扇事件」について、選管局長から、警視庁捜査課の見解として、グレーであり、本人が団扇作成にお金を出した証拠がでたりすると事件性が強く、捜査の対象になる。公職選挙法199条の3寄付の禁止に触れる。豊島区選挙管理委員会4名全員の名前で声明を読み上げ、小林弘明議員の団扇事件は公職選挙法に触れなければ何をやってもいいという事ではない。公職のものは区民に疑念をもたれることはすべきでない。今回、小林議員は誤解を招く行動である。品位品格の問題。との選管の立場を述べました。他会派から警視庁の見解、選管の声明は重い。今一度、本人と会派の責任について話し合うようにという意見が出て、21日の幹事長会で報告することになりました。  

2012年03月13日 予算委員会⑧全部の補足質疑 

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予算委員会は8日目、全部の補足質疑です、公明党高橋議員から豊島区がん対策について、国のがん対策推進計画見直しの状況を確認。以前から区議団が主張してきた小児がんを国も対策に乗り出した。今後の動向に期待したい。都内初のがん対策条例に加え、全国初のこどもへのがん教育を大いに評価し、具体的な教材を確認。区教育委員会で児童生徒に分かりやすくパワーポイントで作成。特筆すべきは、こどもが学校で学んで、自宅に帰り、保護者、家族にがん検診を啓蒙する内容となっている。大いに期待したい。また、教える側の体制にも充分対策を要望しました。 
西山議員からは、こども文化体験プログラム、次世代文化担い手事業の有効性を強調。24年度新たに私立幼稚園でも導入を評価。西巣鴨創造舎が27年から近隣中学校校舎立て替え時の仮校舎となるところから、今後の対応について確認。発達に障がいをもつ子供や情緒教育にプロの芸術家との触れ合いが大いに有効であり、かつ文化の担い手つくりに寄与する文化体験プログラムの充実を要望しました。 
 
午後の予算委員会では、中島議員が防災対策における自助・共助・公助について質疑。自助では減災対策の家具転倒防止の促進。共助では、水道水を利用した簡易消化詮がWHOの認証で来日した審査員も評価しており、更に、東京都議会で公明党が提案した、行き止まりの廃止水栓を活用した水利確保策等初期消化の共助の体制作りを要望しました。 
 
私からは、スポーツ体育施設について、南長崎中央公園の温水プールが旧道和中温水プールと同等の利用料金を要望。更に、区民に身近なプールとして学校プールの区民解放の声があるが、従来は学校施設は教育ありきできた歴史を指摘。放課後対策事業を7年前に我々が提案した時に学校関係者が揃って大反対した。子供施策部局の努力で今では、全国模範の放課後事業となった。 
国土交通省では公共用地の有効な活用方策として『PRE=PUBLIC-REAL-ESTATE戦略』を後押ししており、自治体の公共施設、学校、公民館を戦略的な観点からマネジメントする時代になってきた。区民の財産としての学校プール、体育館を例えば指定管理者に運営させるなど、有効活用の検討を強く訴えました。 
 
公明党の最後、中島議員から災害時の通信網、情報提供の『公助』について質疑。以前から要望してきたTwitter、災害情報システムの取り組みを確認。区としては、インターネットを有効活用することを前提に、携帯HPやツィータ-等を作業中。大規模災害時の行政HPの代理掲載について、今までは人的、物資的な支援策が中心。今後は防災協定都市の拡大と、情報支援についても必要であると要望しました。更に総務省で行う総合的な取り組みに、区としても積極的に手を挙げることとなりました。 
 
今日の予算委員会で、共産党から修正案が出され、15日の小委員会で取り扱いについて協議することとなりました。 
 
予算委員会は3/16の最終日に修正案の採決の後、各会派から意見開陳があり、採決が行われます。公明党の意見開陳は西山議員が努めます。そして、3/22の本会議最終日に議決されます。

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