s-P12300072009年01月23日 初の滞留者避難訓練約4千人 

 

 池袋駅は毎日260万人が乗降する一大ターミナル駅です。JR線、西武線、東武線、メトロ丸の内線、有楽町線、副都心線が乗り入れています。 
 この池袋周辺の大災害時の避難誘導について、数年前から、鉄道事業者、デパートなど民間商業施設、地元町会、商店街が「協議会」を立ち上げ、大災害時の避難誘導の『池袋ルール』を探ってきました。今までの常識からすると考えられない【大災害時が起っても駅から外に出さない!】というのが『池袋ルール』です。 
 
 協議会と区防災課、消防署・警察署、デパートなどの関係団体と協議を重ねてきた、現時点での避難方法を訓練するということで、町会、商店街、育成委員会、民間企業、近隣私立学校など様々な方々が協働して初めての避難訓練を行いました。総勢は3600名~4000名に上りました。 
 
 西武線地下通路のオレンジロードを全ての方の受付として、そこから雑司ヶ谷方面メトロ地下通路、TO-BU側地下通路、など4か所から移動して最終避難場所として「豊島公会堂」を目指しました。受付場所は数千名のひと息きれで酸素欠乏状態になりました。 
 ある私立学校では授業の一貫つして取り組まれ、終了後区民センターで出欠をとっておられました。関係者に頭が下がります。西武デパート前のタクシープールには、消防庁の人命救助、救援活動、が行われ、雨の中近隣の消防署の救助隊が真剣に訓練をされていました。 
 
今回の訓練を貴重な材料にして、今後、巨大ターミナル駅池袋の大災害時の防災対策をさらに進めていきます。関係団体の皆さん本当にお疲れ様でした。ご協力ありがとうございました。 
 
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