2008年03月31日 ガソリン!1日40億円の減収 

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 いよいよ4/1からガソリンなどの暫定税率が失効し、ガソリン、軽油が20円~25円安くなる見通しです。1日に換算すると国の分が約40億円。地方の分が約20億円、税収不足になります。1ヶ月では国、約1,200億円、地方、約600億円にのぼります。 
 
 青森県八戸市では昨日からガソリンを138円に大幅に値下げをする店もでてきました。殆どのスタンドでは、蔵出し税ということから直ちに値下げはしない方針だそうですが、混乱に拍車がかかるのは目に見えています。民主党幹部は「ガソリンを安くして国民に喜ばれてこれ以上のことはない」と誇らしげに語っています。・・・でも・・・ガソリンが安くなった分の税金の減収分はどうするのか?ということには一切、具体的な話は聞こえてきません。「政府が考える事だ」と他人事のようです。 
 例えば、豊島区でも池袋のトキワ通りから環状6号線に抜ける補助173号線整備事業は、東京都から区に移管されて進んでいる事業で、H20年度予算案で約4,400万円が計上されています。東京23区で同様に、区に移管された整備事業費の約2,300億円が予算計上されていますので、丸々歳入不足になってしまいます。その財源をどうするのか?この事業は休止するのか?国からの補助が期待できるのか?子供達の安全な通学路の確保はどうするのか? 
 国民はガソリンが安くなった方がいいに決まっています。しかし、政治に携わる側の政治家として、耳障りのいいことばかり言っていて、減収分については「政府が考える事だ」と対案も出さずに、「ガソリンを安くしました」とだけ言っていていいのかな~? 
 
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