2007年12月31日 暮らしの現場で働く議員に 

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公明党は、12年ぶりに統一地方選と参院選が重なった今年を「一大政治決戦の年」と位置付け、スタートを切った。掲げた目標は(1)統一地方選の完全勝利(2)参院選比例区で過去最高得票で8議席獲得(3)参院選5選挙区完勝――。参院選の前哨戦として注目を集めた統一選では、公明党の候補者1724人(推薦含む)全員が激戦を制し完全勝利することができた。一方、参院選では、多くのご支持をいただきながら議席に結び付けることができず、改選前議席を割り込む厳しい結果となりました。 
 
 私たちの脳裏には皆さまの奮闘の姿が焼き付いている。風に冷たさを感じる春浅いなか、そして汗がしたたり落ちる連日の猛暑のなかを「あと一票」「もう一票」と最後まで拡大に徹してくださった党員・支持者の皆さま方がいたからこそ、公明党はここまで戦い抜くことができました。改めて心から感謝申し上げます。 
 
 参院選での結果は、ひとえに党の力量不足によるものでした。政権与党の一角を担う公明党が「庶民の気持ち」に応えきれなかった結果といえます。つまり公明党らしさを発揮できなかった。この参院選を教訓に、捲土重来を期して公明党は猛烈な勢いで闘いを開始しました。その一つが訪問対話運動であり、国会議員と地方議員の連携を強化する地方議員懇談会の開催などを通して、国民と直結する姿勢を再確認しました。 
 
 参院選で示された民意を踏まえ、公明党は政策の軌道修正にも強い決意を持って臨んでいるところです。そして迎えた11月の全国代表者会議では、「次の勝利」をめざし、全議員が「大衆とともに」の精神で一致団結し、総立ちとなって大前進することを固く誓っいあいました。 
 連立与党として国政の重責を担って8年余。これまでも公明党は「政策実現の党」として多くの実績を積み上げてきましたが、参院選後の“ねじれ”状態にある今臨時国会においてもその力を発揮しています。「国民のため」の視点から与野党の政策協議の“橋渡し役”を積極的に果たし、支援金を住宅再建に使えるようにした改正被災者生活再建支援法を成立させたほか、「政治とカネ」の問題では、自民党を説得し政治資金の「すべての支出」の領収書を公開とする法改正も実現させました。高齢者医療費制度の負担増凍結、児童扶養手当の削減凍結も公明党が導いた結果です。 
  
 国民が求める「公明党らしさ」とは何か。それは徹底して生活現場に入り、庶民の声を丁寧にくみ上げるなかで、政治の場では主張すべきを明快に主張していく姿にほかなりません。目下の緊急課題である住宅着工減や原油高騰対策のあり方をめぐっても、この基本姿勢を貫いて戦っているところです。 
 
 暮らしの現場にはさまざまな声が満ちあふれています。時には厳しい怒りの声もあります。だが、公明党はどこまでも庶民の願いを実現する政党として、来年も徹して現場で動き、働いていきたいと考えています。特に私ども地方議員は、生活している方々の生の声を絶えず見聞きし戦っています。私ども公明地方議員の戦いこそが、本当の意味での“改革のエンジン”となり得るように、頑張ってまいります。今年1年本当にありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。 
 
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