2007年09月05日 9/5宮城県登米市視察 

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9/5は宮城県登米市の石森章太郎ふるさと記念館を視察しました。 登米市は宮城県北部に位置し、人口8人5千人、536Kヘーホーメートルで、宮城県全体の8%をしめています。仙台まで70K、一ノ関市までは30k石巻市までは30kに位置し、県内有数の穀倉地帯、ササニシキ・ひとめぼれの主生産地として全国に出荷されています。ラムサール条約指定登録湿地の伊豆沼・内沼があり、おいしいお米つくりの大事な水を供給をする水の里として佇む静かな町です。 漫画家の故石ノ森章太郎さんはこの登米市で生まれ育ちました。 
 又、石ノ森章太郎が手塚治、赤塚不二男等と共に東京時代を過ごした有名なトキワ荘は豊島区南長橋にあります。宮城県出身の石ノ森章太郎氏は成功してからも豊島区に愛着をもち、豊島区祥雲寺内には同氏のお墓があります。宮城県では、そういう一連の経過を経て、更に、宮城県アンテナショップの計画等から3年前、当時の浅野知事から、豊島区と宮城県と友好協定の依頼があり、浅野知事と高野区長の友好協定が締結されました。宮城県のアンテナショップは池袋東口、サンシャイン通り入り口にあり、牛タンやお米等特産品が大勢のお客様に喜ばれ、毎日、賑っています。  
 今年の8月には高野区長や区観光協会の代表が石ノ森章太郎氏の所縁の地を訪ね、文化、商工分野の交流を図るための打ち合わせ会がもたれ、登米市からぜひ末永い交流をとのお話があり、今回の視察訪問となりました。  
 
 ふるさと記念館では、登米市議会の庄子喜一議長、公明市議の佐藤勝議員の歓迎を受け、登米市産業商工課千葉一吉課長の挨拶の後、ふるさと記念館内を見学し、熊谷副館長さんから説明を受けました。 
 ふるさと館の近くの章太郎先生の生家も一般公開しており、生家の大広間で質疑を行いました。登米市側からは専ら、豊島区内にトキワ荘があった事実をぜひ全国に宣伝してもらいた。と強い要望を受けました。全国のアニメファンの多くが豊島区南長崎に立ち寄り、トキワ荘があった場所を訪れた声を紹介され、大学の学部にアニメ学部を設置する等世界的に日本のアニメが注目を浴びている現状が紹介され、石の森章太郎とアニメを通じて、登米市と豊島区の更なる友好拡大に花が咲きました。  

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