豊島区議会は10/25に第三回定例会の最終日を迎え35日間の長丁場の定例会が無事終了しました。H24年度豊島区会計決算認定等、区長提案の議案が全て可決されました。また、八場ダム早期完成を求める意見書など公明党が賛成した議員提出議案は全て可決されました。
平成24年度豊島区会計決算認定を審議する決算委員会では中島委員長のもと、公明党を代表して、木下議員と西山議員が発言して、防災対策や高齢者施策、発達障がい児支援など、様々な事業を点検し、来年度予算案につなげる提案を行いました。共産党とみんな無所属刷新が会共同提案した認証保育園に関する議員提出議案について、根岸議員が委員会の採決通りの賛成討論を行いました。(http://toshima-komei.gr.jp/gikai/%e6%a0%b9%e5%b2%b8-%e5%85%89%e6%b4%8b/1210.html)
今後は、新庁舎建設に関係する様々な施設の再配置、大型改修などが目白押しで、区財政でも大きな方向性が示され、それらを含め、11月下旬からは第四回定例会で議論がなされる予定です。
来年11月の公明党結党50周年に向けて、間違いのない政策判断と、地域に信頼応えていきます。
ご意見ご要望をお気軽にお寄せください。
平成25年決算特別委員会公明党意見開陳
平成25年決算委員会は最終日の各会派からの決算に対する意見を表明する「意見開陳」が行われました。公明党からは、わたしが賛成の立場で意見を表明しました。
平成24年度決算は、厳しい歳入環境の中、80周年という節目を安全・安心文化都市として90周年への出発をきるべく、さまざまな区民ニーズにこたえ、将来に繋げる手を打ったものであり、後世の負担を減少しつつ、区財政の健全化が一段と進んだ決算であると評価しました。 今後は、予断をゆるさない景気動向の変動と本区の厳しい財政状況の中、27年竣工予定の新庁舎と現庁舎地の資産活用、新ホール建設と区民センター改築等の周辺整備等の財政面、政策面での重い決断が目前に迫ってきています。10年先、50年先の豊島区民の暮らしを左右する大事な分岐点に立っていると認識しています。特に10月8日の議員協議会でご説明頂いた、現庁舎地周辺の整備の経費見通しでは新庁舎完成後の28年度から30年度に110億円の事業費が想定され、加えて、区有施設の老朽化について、最新の施設白書では、「今後60年間の平均で年間16億円の施設経費が不足する」ことを指摘しており、安定的な区民サービスの継続をしながら将来に亘る確かな区施設整備に努める。造幣局の移転や木密地域不燃化10年プロジェクトなど、本区の歴史的な課題の解決にも挑戦するわけであり、極めて困難な財政運営が予想されるとして、今後の困難な区政運営にあたっては、あくまでも区民目線で、区民とともに新時代の区政を築き上げる立場にたち、政策決定にいたる可能な限りの情報を区民にお届けして、徹底した説明責任を果たすことを強く求めました。そして区長のリーダーシップと全職員が区長の思いと一体になり、「約束は守る」との姿勢で区政運営に邁進されることを期待するものであります。と結びました。
意見開陳の全文はこちらhttp://toshima-komei.gr.jp/gikai/%e6%9c%a8%e4%b8%8b-%e5%ba%83/1187.html


豊島区総合防災訓練の南長崎スポーツ公園に参加しました。今日は朝から、雨のため体育館で開催し南長崎4・5・6丁目の住民の方々も参加されました。区立仰高小学校、区の災害対策本部との動画による通信訓練では、高野区長の挨拶が南長崎の訓練会場に配信され、I-PADで確認しました。双方が屋内ということもあり、なかなかスムーズな通信ができず、今後の課題が残りました。
NTT、SOFTOBANKの災害時の通信機器の展示。医師会の先生によるトリアージの説明や社会福祉協議会のコミニュティソーシャルワーカーさんによる車椅子の指導、陸上自衛隊の方々によるカレーとご
また、本日は、池袋消防署長さん、池袋消防団長さんもこられていましたので、議会での消防団の待機場所確保について、ご報告しました。
決算委員会は実質審議の最後、全部の補足質疑です。私からは新庁舎における、現庁舎地の資産活用と新公会堂―新ホールにつて質疑。昭和27年11月竣工した豊島公会堂は、建設費の17.5%を区民の寄付により建設され、まさしく大衆向けの公会堂として、ターミナル池袋駅徒歩3分という場所的利便性、しかも低額な利用料で東京だけでなく関東、東日本から多くの方に愛されてきた。公明党の前進、公明政治連盟の結団式も豊島公会堂で行われ「大衆とともに」との永遠の指針でスタート切った、聖地。この豊島公会堂を新庁舎建設に合わせて「新ホール」とする意義を改めて確認。更に、現在は800席の席が、計画では1355席を考えていが、検討経緯を確認しました。区の成人式や小学校連合会で1学年が集まれるホールが必要、更に、演劇、バレー、オペラなど専門家の意見を取り入れ、賑わいと回遊性をもたせた「文化発信拠点」のシンボルとして、位置づけたい。また、過去の区立時習小学校を教育施設に売却して資産活用する際に、平成帝京大学に売却する地元説明の時、「1000席のホールを地元に開放する」と地元同窓会の方々に公言したが、昨年の実績は区の行事1回のみであった。一度区民に約束したことはしっかり守って欲しい。事業の継続性を要望しました。公明党から「こどもの文化体験」を通して文化の重要性を訴えた。長らく、多くの民衆に愛された「豊島公会堂」のメモリアルを後世に残すこと、庶民の文化の殿堂という歴史を継承しながら、新しい時代の文化発信に努めて事業としてもらいたい。と訴えました。
西山議員からは、超高齢時代の生活支援策について質疑。当該燃年度に24時間対応地域密着型サービスの実績が約23名。23区中半分の句で実施している。未だこのサービスを知らない区民の方もいる、一層の広報を望む。サービス付き高齢者住宅の整備も含め、複合的な生活・住宅支援策が望まれる。更に、当該年度開始した「日本認知症協会」と協定を結んだ、グループホームへのマッチング事業を評価し、区内認知症グループホーム整備の計画を確認。今後の特別養護老人ホームの整備も含め、トータル的な施設整備に加え地域で見守る体制つくりの重要性を訴えました。

最後に、私から、先日の台風時の消防団活動に対する区の姿勢、更に指定管理者の姿勢について、「区民目線で」施設の支援策に取り組むように要望しました。






